ライフスタイル

2018.10.19

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数年前から人びとは物欲が無くなって

きたのではないかと感じていた。
僕の20代の頃なら、車もいつかは

クラウンだったし、

 

ポパイやホットドッグプレスに

載っているブランド物の服を着る、

消費することがかっこいい時代だった。

 

 

ところが、今ではなるべく

物を持たない生活が、かっこよく感じる。

断捨離は間違いなくそうだし、

かっこいいかは別にして

都会へ行こうとしない

ローカルヤンキーなんかも

その仲間かもしれない。

 

 

彼らは軽四をドレスアップして乗る。

浜崎あゆみなんかのステッカーを貼って

 

 

先日、フィリピンへ語学留学に行った時、

往路は仁川で乗り換えのため

8時間待つことになった。

 

 

韓国はそんな乗り継ぎ観光客のために

無料ツアーを用意してくれていた。

私は仏教が好きなのでソウルお寺巡りの

ツアーに参加した。

 

 

午後出発するのは、

清渓川(チョンゲチョン)、

曹渓寺(チョゲサ) ツアーだ。

 

 

申し込みをして時間に行ってみると

参加者は、私一人だという。

 

 

 

元軍隊のガイドさんとバスの運転手が

私一人についてくれた。

バス一台が私のためにソウルへ向かう

 

 

ソウルまでは1時間近くかかる。

その間、ガイドさんとたどたどしい

英語で会話した。

彼の子供は優秀でアメリカに

行って医者になっているそうだ。

 

 

「あなたの子供は何をしているはむにだ?」

と聞かれたので医者では無いと言っておいた。

ソウルは美しい町で中心部は道幅も広く清潔だ。

 

 

 

あの銅像は誰?と聞くとガイドさんは

にやにや笑い始めた。

これは日本と関係すると感じたが、

彼は言いにくそうに「これは豊臣秀吉が

攻めてきた時に戦った李舜臣だ」

と教えてくれた。

私はあまりこの頃の歴史について

知らないので反応できなかった。

 

 

 

そんな彼が日本には素晴しい本があります。

と教えてくれたのが、

「物欲なき世界 管付雅信 2015」だった。

 

 

ここには私が感じていた人間の物欲が

無くなってきている実例をあげ、

ライフスタイルがキーワードに

なっていると書いてあった。

 

 

 

国際的都市となった東京の代官山蔦屋(ツタヤ)で

最も売れている洋雑誌は、

VOGEではなく、もちろんPLAYBOYでもなく、

「キンフォーク」という洋雑誌だそうだ。

 

 

この本では商品を取り上げるのではなく、

生活様式(ライフスタイル)を

取り上げているのだそうだ。

 

 

例えば料理などでも、詳細なレシピでは無く、

料理を活かしてどんな生活を

ポリシーにしているかを

記事にしているのだそうだ。

 

 

 

私たちはどう生きることができるだろう。

何を大切にして生活しているのだろう。

逆に物が無ければ、どんな生活になるのだろう。

物に囲まれすぎている自分の生活空間を見て

しばし佇んでしまった。

 

 

 

ライフスタイルという言葉は、

フロイト、ユングに次ぐ

第3の心理学者と言われる

アルフレッド・アドラーの造語だそうだ。

 

 

 

ちょうど12月からアドラー研究の講義を

取るのでまた何かためになる事が

あれば報告します。