今年は異常な暑さが続いています。太陽光発電を自宅に設置している家の高齢者では、電気代に対する不安が少ないからなのか、熱中症の発生が少ないそうです。電気代も節約したいところですが、経済的には医療費の負担のほうが大きくなります。日中は遠慮せず、冷房を入れて、水分補給にも気を付けながら、暑い夏を乗り切りましょう。
日本の気候変動影響と適応策(https://adaptation-platform.nies.go.jp/external/s-18/ccap-jp/wp-content/uploads/2025/04/799aa767c8a8cde43a7614b7dc0e2a91.pdf)
以下は文書の95ページを抜粋
一方で、ソーラーパネルの設置による自家発電により、高齢者(65 歳以上)の熱中症による
死亡者数を減少させる可能性が高いことも分かった。高齢者は、認知能力の低下と体温の調整
能力が低下することから高気温に対する感度が低く、さらに、電力料金の支払いを減らすため
に、高気温になっても我慢して熱中症でなくなるケースが生じていると考えられる。