強い腰痛を訴えて、来院された患者さん

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今週月曜日、強い腰痛の患者さんが

来院されました。

 

 
腰をくの字に曲げて、身体を伸ばすことができません。

 

 
小さな子供さんを2人抱え、

仕事も長時間こなしている

キャリアのある女性です。

 

 
SLRという坐骨神経を

引っ張るテストで20°ほどしか

上がりません。

 

 
このテストで上がる角度が低いと

症状が強いことが多いです。

 

 
ただし、一般的には椎間板ヘルニアを

疑うのですが、下肢筋力が低下し、

腰椎が後弯していれば、

遊離型という限りなく

手術に近い状態がうかがえます。

 

 
この場合は、すぐに医療機関に

紹介させていただきます。

 

 
この患者さんの場合、SLRは強いのですが、

筋力低下もなく、腰椎の形に異常は無く、

おしっこやう○こもちゃんと出ているようでした。

 

 

 

ヘルニアによる神経圧迫がひどい場合、

排尿、排便障害が出ますので絶対チェックです。

 

 
なので、何かの原因によって

腰の坐骨神経の根元付近で

組織が強い炎症を起こしているようです。

 

 
当院で治療すること月、火、水曜日と

3日目でSLRは、改善し左右差が無くなりました。

まだ腰痛は存在しています。

 

 

ですが強い痛みを感じると、痛みを脳が記憶し、

腰痛が続いているように感じます。

ですからそのアドバイスは次のようになります。

 

 

 

痛み3日目の治療後、

「もう仕事に復帰してもいいですよ。

痛みの記憶を消すにはどんどん動いた方が良いんです。」

とお伝えしました。

 

 

 

でも患者さんは、電車通勤なので自信が無い

とのことでした。

そこは無理せず、もう1日様子を見ましょうと

言いました。

 

 
本日土曜日、4回目の来院。

木曜日は大事をとって仕事ではなく、

家で大掃除をしたとのこと。

金曜日から仕事に復帰できたと

喜んでおられました。

 

 
今日の状態は、SLRは左右差無く、

筋力も正常、骨盤の動きを見てみると

左側の仙腸関節がロックしており、

これをリリースして今日の治療は終わりです。

 

 

 

 

今後は1週間後に再度骨盤の動きをチェックして

異常が無ければ、治療終了です。

 

 

 
会社に出す書類も5日以上であれば、

診断書(当院では、施術証明書になります)が

必要だそうですが、4日ですんだため

不要となりました。

 

 

 
この方からとてもナイスな質問が来ました。

今回の症状でお医者さんにかかっていたら

どうなっていたのでしょうかとの質問です。

 

 

 
私の答えは、「結果論での答えとなりますが、

お医者さんであれば、坐骨神経の根元の炎症が

痛みの原因ととらえるので、

ブロック注射や鎮痛剤、少しの入院を

勧められたかもしれません。

 

 

 

寿晃整骨院では、神経の炎症が起こった原因である

身体の動きの不調、仙腸関節のロックや筋膜の重積を

治療対象とするのですが、神経の炎症がとれるのに

若干の日数を要します。

 

 

 

一番良いのは、鎮痛剤で炎症を抑えつつ、

仙腸関節や筋膜のリリースをして

両方の治療を一度に進めることが

一番の早道であったと考えます。」

とお伝えしました。

 

 

 
先日も、80歳になられる倉敷では有名な

胃腸科のお医者さんに話しかけられ、

「今からは木下さんのような治療をする人が

必要な世の中になるよ。

痛みのある人が多いからね。」

と言われました。

すごくありがたい言葉でした。

 

 

 
よく膝に水がたまる方がおられます。

膝関節に炎症が起こって、関節内にある

関節の中の水を作る滑膜が過剰に反応し、

水を作りすぎて起こるのですが、

 

 

 

 

この原因も関節に対する過剰なストレスがあって、

関節で異常が起こります。

 

 

 

そのストレスを取り除かないまま

水を抜いてしまっても、元が治っていないために

またすぐに水がたまるのです。

 

 

 
筋肉や身体を支える軸(姿勢)のずれを

直してから水を抜くと再度たまる確率は

ずいぶんと減少します。

 

 

 

薬だけで治すことは難しいし、

筋膜や骨格の矯正だけで治すと

炎症部分の治りが遅いし(といっても数日ですが…)、

患者さんが少しでも早く苦しみから解放されるように

医療機関と連携しつつ、寿晃整骨院でできることを

しっかりとやり続けたいと思います。