腰痛が治った!?…メールで…part.2

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メールで腰痛が治るのか…

身体だけでない

痛みの原因には、

心が絡む…

 

 

先日のメールによる

腰痛治療の続きです。

 

 

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お節介な腰痛の知識

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○○様

 

まず、腰痛が何によって

起こっているかを

考えていきます。
おそらく○○さんは

インターネットから情報を

集めることが得意なようなので、

痛みの原因は3つに

分けられることを

ご存じと思います。

 

 

 

「器質的」

「神経的」

「精神的」

の3つの痛みに

分けて考えます。

 

 

 

 

器質的な痛みは、

筋肉や骨、内蔵や

いろいろな組織の膜

(痛みを感じるアンテナが多い)が

切れたり壊れたり

伸ばされたり炎症を起こしたり

することで起こります。

 

 

 

普通の鎮痛解熱剤

(ロキソニン・インドメタシン・

アセトアミノフェン)が効きますが、

原因となっている部位への

適切な治療が欠かせません。

 

 

 

 

神経的な痛みは、

神経線維そのものが

炎症を起こすことで

痛みを感じます。

 

 

 

椎間板ヘルニアだけでは

痛みはありませんが、

座骨神経痛がヘルニアに

刺激されて炎症を起こすと

座骨神経痛が出ます。

それがこれにあたります。

 

 

その他にも三叉神経痛や

ウィルスによって起こる

帯状疱疹も神経的な痛みに

分類されます。

 

 

 

このタイプの痛みには

リリカという抗てんかん薬を

医師はよく使用しておられます。

 

 

 

最後に精神的な痛みですが、

上記2つの原因が無いと

確信を持って判断できる場合に、

精神的な痛みの可能性を

考えていくことが大切です。

 

 

 

精神的な痛みは、痛みの原因となる

身体の組織に異常が無いため、

お医者さんの診断も難しい

ものがあります。
なので精神安定薬(デパスなど)

を使用してみて経過がよければ

精神的な痛みと考えることもあります。

 

 

 

 

そう考えていくと、

○○さんの身体には、

ストレートバックという

問題がありますが、

腰痛の原因となる直接的な

組織の破壊はないと

医師の診察で判断されていると

考えます

 

 

 

しかしながらすべての腰痛が

精神的な疼痛と考えるにも

無理がありそうです。

 

 

 

 

原因が明らかにならない

レベルの腰痛

(例えば筋膜性腰痛など)

というのですが、

痛みは現実に存在し、

神経伝導の痛みが

起こっている事は

間違いありません。

 

 

 

情報が伝わった脳では

現実に痛みを

感じているのです。

 

 

 

ここで慢性疼痛という考え方が

出てきます。

 

 

 

痛みは手や足、腰などで

神経が感じた痛みを、

脳の視床という場所で

中継されて、痛み感覚を

認知する大脳皮質へ伝わり、

そこで痛みが知覚されると

考えられています。

 

 

 

精神的なストレスを

お持ちだったり、

精神安定薬で脳の状態を

調整していたりすると、

視床の機能が落ちて

痛み感覚の中継が

うまくいかなくなることが

報告されています。

 

 

 

なので視床の状態を

健康にしてやることで

中継機能が回復します。

 

 

 

特に、腰痛に意識を

フォーカスすると

痛み感覚から逃げられません。

 

 

 

運動神経と一緒で

痛みの神経経路を

鍛えると、流れと効率が

良くなるからです。

(可塑性があると言います)

 

 

 

腰痛に意識を集中しない方法を

考えてください。

他のことを考えるか、

腰痛のことを考えたら

痛みが出るというルーティーンを

理解してください。

 

 

 

 

他人事のように

考えるのはOKです。

 

 

 

○○さんもお気づきのようですが、

神経質でまじめな方は、

このような状態になる方が

多いです。

 

 

 

良い人が多いと思います。

良い性格なので

これを変える必要は

ありませんが、

腰痛への意識を外せる

練習ができると良いですね。

 

 

 

マシュマロテストという

有名なテストがあります。

詳細は省きますが、

このテストで成功した子供は、

マシュマロを見ないようにしたり

他のことを考える様にしたそうです。

 

 

 

 

NHKで放送された

「ためしてガッテン」や

NHKスペシャル

「腰痛・治療革命 ~

見えてきた痛みの

メカニズム~」

には、正確な説明がありますので、

ぜひご覧ください。

 

 

 

鎮痛剤もどんどん進化して

オピオイドと呼ばれる

いわゆる麻薬の仲間も

使われるようになっています。

 

 

 

これは脳の扁桃体と呼ばれるところに

作用して、痛みを遮断してしまいます。

 

 

 

リビングストーンという探検家が

ライオンにかまれた時に、

腕の砕ける音を聞いたが

痛みを感じなかった

と書いています。

 

 

 

そんな危険な時にだけ

脳内に分泌される物質を

普段(末期ガンの痛みなどへの

投与は理解できる)

に投与して大丈夫なのかなと

私は疑問を持っています。

 

 

 

 

腰痛に対する正確な知識を持ち、

変な情報に振り回されず、

自分に自信を持つことが

大切になります。

 

 

 

薬に関しては自分一人で判断せず、

投薬してくれている医師や

その他の信頼の置ける医師と

十分に相談してください。

 

 

 

急に薬を変化させることには

リスクがあります。

 

 

 

 

柔道整復師・鍼灸師である私には、

投薬に対して指示する権限はありません。

 

 

また最後になりますが

○○さんの健康を心から祈念しております。

 

 

寿晃整骨院・寿晃鍼灸院
院長 木下 広志様

 

 

 

 

木下様

ありがとうございます。
メールを読ませていただき、

動画を観て、

マッケンジー体操を

数日しましたら、

これまでにない軽さに

なっています。

どういうことかと

騙されたいるような気分。
昨日も朝から晩まで

三本の打ち合わせで、

座る時間も長く、

自転車や電車の移動と

かなりバタバタとしたのですが、

一度も腰が張ることすら

なかったのです。

…これまでの悩みが何だったのかw
ストレートバックが

治ったとは思えませんが、

痛みや不安がないので、

動いて体操を続け、

生活の質を落とさずに、

柔軟性を取り戻せる、

そんな気がしてきました。

​前にかがむ動作も軽く、

不安がありませんので、

無駄な力も入りません。

まだ判断には

時期尚早かもしれませんが、

自力で行けるところまで

行ってみます。

それにしても不思議です。

そして今日は極短い時間でも、

​久々にバイクに乗ってみようと

思います。

ご相談だけで済ませて

しまって恐縮ですが、

ほんとうに感謝申し上げます。

また変化などあれば

ご報告させていただきます。

 

 

 

とりあえず 治った!?

良かったではないのか!?

 

こんな事もあるから
治療は楽しい~