アメリカ人の健康について

テレビを買いました。

 

見ていると毎日のように

ペットのエサ、

健康のための栄養食品・薬・器具、

車の保険、家の保険、

と不安をあおるような

CMが多く流れています。

 

 

そして不安を解決するために

商品を買うように誘導する

パターンとなっているようです。

 

 

最近は、NetflixやAmazon Prime Video

といったオンデマンドという

インターネットを利用した映像配信で

テレビを見ている人が多いようで

この番組には、基本的にCMは少ない
ようです。

日本との違いは、

無料の番組の少なさです。

 

 

アメリカでは無料で

映画はほとんど見ることが

できません。

 

 

たぶん、サービスが始まってから

時間が経過しているので、

ある程度のユーザーを確保

できているからだと思います。

 

 

そのような状況で、

お金を払わないテレビ放送を

見ている人は、

ネット社会になじめない高齢者と

低所得者層になると思われます。

そしてそのような人達に効率的に

購買させるCMが流れ続けている

状況が発生していると考えます。

 

 

さて、アメリカ人の健康ですが、

肥満は大変な問題だと考えます。

日本であれば、病的なレベルの肥満が、

こちらでは全く普通にいます。

BMIでいうと35%越えているような

人達だと思います。

 

 

日本人の平均BMI(2016)は、

男性が上昇傾向で約24%、

女性が下落傾向で約22%と

なっています。

(資料:国民健康・栄養調査・厚生労働省)

このレベルが死亡率が

一番低いレベルなので日本人は、

長寿傾向ですね。

 

 

アメリカ人の平均は、

男性26.6%
女性26.5%

となっているので、

数字的には日本人より

少し高いだけですが、

実感としては、

日本人から考えて

異常な肥満のレベルの人達

がたくさん存在しています。

(CDC:In the United States, the average adult man has a BMI of 26.6 and the average adult woman has a BMI of 26.5.)

 

 

英語の講師は、4つのクラスで

1人を除いて肥満で、

人一倍、人の健康が気になる私は、

Writingクラスの肥満の先生が、

しゃべっている最中に

息が切れて深呼吸やため息

をつくたびに、心が痛みます。

心臓の周りの脂肪が

心臓を圧迫して、

心臓が動きにくくなり、

酸素交換の効率が

落ちているようです。

 

 

 

クラスに来るたびに、

コカコーラや甘いカフェラテ

を飲みながら、授業をするのです。

今までに2回テストがありましたが、

その時間にはちっちゃなチョコレートを

みんなに配ります。

アメリカでは、授業中に飲食

を取るのは基本的にOKのようです。

 

 

 

そして、アメリカの食事は

明らかに塩分が高くて、

デザートがとんでもなく

甘い味となっています。

 

 

誰でもこれは危険な食事

だと考えるはずですが、

みんなおいしいおいしいと

言って食べています。

 

 

大体、こちらでランチを

普通に取ると多すぎて、

夕食が食べられないのですが、

そんな私は変な人に見られます。

 

 

甘い物が嫌いで、

食事の量が少なくて、

甘いジュースや炭酸飲料を飲まない、

苦いコーヒー好きな人。

 

 

私は甘い物が嫌いなんじゃなくて、

アメリカのデザートが

甘すぎて食べられないだけなのです。