コロナウィルス 大阪で重症者が増加してきました。

 

コロナウィルスによる大阪の重症者が増加してきました。8月16日時点で東京の重症者数は25名のところ、大阪の重症者数は72名と大阪が大きく上回っています。

 

大阪の重症者データは、人工呼吸器やエクモをつけているか、あるいは集中治療室に入っている方となっていて、これは厚生労働省の報告依頼基準と同じです。東京のデータには集中治療室に入っているだけの患者さんは含まれていないようです。

 

重症化するかどうかが、尿検査でわかるようになりそうです。

「感染者が重症化するかどうかを予測する研究が始まっています。研究グループは、軽症の患者41人から尿を採取。体内の酸素が少なくなると尿に多く出るたんぱく質『L-FABP』の量と症状の変化を調べました。1週間後、たんぱく質の量が多かった13人のうち、8人の症状が悪化。そのうち2人は人工呼吸器が必要なほど重症化しました。一方、たんぱく質の量が正常だった28人のうち、症状が悪化したのは1人だけで、重症化した人はいませんでした。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/41a5f2cb6e82a0c8fdf943f6d03dbc5e18203938

 

大阪の感染の特徴は、医療機関や介護施設でクラスターが発生し、高齢の感染者が多いことにあります。施設に入所している高齢者は基礎疾患を持っている方も多くリスクが高いようです。

 

コロナ感染によって苦しんでおられる方や、治療に当たられている医療機関の方は本当に大変だと思います。しかしYahooニュースでは、スウェーデンの高齢者事例を紹介して、本当に恐れるべきことは何か、コロナは寿命にどのような影響を与えるのかといった視点で伝えています

 

「スウェーデンにおける新型コロナ感染症による死亡者の平均年齢は、現時点での社会庁の統計によると83歳であり、2019年のスウェーデンの平均寿命は83.1歳である。83歳時点における平均余命は、スウェーデンの生命表によると7年程度であるが、前述の通り、介護施設に入居している基礎疾患を持つ要介護高齢者の予後は悪く、したがって、平均余命は短いと考えられる。」

https://news.yahoo.co.jp/articles/05f46c06143037d9a0846403ca65db2f756f6f12?page=1

 

インフルエンザ(超過死亡を含めると約1万人)や、転倒などケガ(9645人)、交通事故で亡くなる方(4595人)とほかの原因で亡くなる方も多くコロナだけを特別視するべきではないのかもしれません。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei18/dl/11_h7.pdf

 

コロナによる経済的な損失は大きく、GDPが世界的に30%以上下落するのではないかと言われています。この数字は戦後最悪のデータです。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62699240X10C20A8MM0000/

 

また、教育機会の損失も起こっており、小学校の授業日数が減少し、大学受験を迎える高校生は不安が大きいことでしょう。多くの大学ではオンライン授業がメインとなり、アメリカでは授業の質の低下から、授業料返還訴訟が行われているようです。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/woman/2020/07/post-423.php

 

かなりの楽天家の私もお盆の休日に、ほとんど家から離れず、お盆が明けてから整骨院の仕事を少しだけ手伝い、大学の課題をこなしていました。

 

昨日は高校時代の同級生が2回目の施術に来てくれました。彼は焼き肉屋の店主ですが、右肩が上がらず苦労していたようで、たまたま私がお盆の前に思い出して彼のお店に食べに行ったところ、肩の痛みについて相談され、その後、来院してくれました。肩甲骨が肋骨側に張り付いて動きが悪くなっていました。肩甲骨リリースと大胸筋の癒着をはがして可動域を改善しました。

 

鍼治療と胸郭の骨格調整を併用して、初回の施術を終えました。正直なところ、初めての施術にしては刺激量が多すぎたかなと反省しており、痛みが増したのではないかと心配していたところ、最初の施術で痛みが半分以上減少したそうで、お盆で仕事が忙しく、少し痛みが増してきたと言っていました。痛みが減ったという感想は、何よりもうれしく、今後の励みになります。

 

普段、総院長の私は施術に出ていないのですが、たまたま、指名の患者さんが4名続き、久しぶりの仕事を楽しむことができました。やっぱり私は整骨院での仕事が大好きなようです。

 

寿晃整骨院 総院長 木下広志