長距離陸上選手の膝のアライメント

※写真掲載にあたって患者様本人の許諾を得ております。

膝の向きはスポーツにおいてとても重要です。この写真の長距離陸上選手は、全国でも上位の結果を残している学校の陸上選手です。彼は高校1年生の間、膝(ジャンパーズニー、鵞足炎)や下腿(シンスプリント)によって、満足に練習ができませんでした。いわゆるニーイントゥーアウト(Knee in toe out)のアライメントのズレから、障害が発生していたようです。

写真にある足首の中心から下腿の脛骨粗面を通る赤線より、左ひざが内側に入っているのがわかると思います。下の写真でも足首の中心から脛骨粗面を通る線よりも膝が内側に入っています。このような状態であれば、走るたびに弱い部分にストレスがかかり、炎症が止まりません。

痛みのある部分については当院の施術で改善しますが、その状態を維持するためにはトレーニングによって、膝のアライメントを正しいまま練習ができるようになる必要があります。膝をニーインした状態から外に向けるには股関節の外転筋と外旋筋の強化が必要です。

私より運動能力が高くて走るのが早い選手に、トレーニングを伝えるのは非常に難しいのですが、Youtube動画を紹介して選手に見てもらうようにしています。

このゴムのチューブのダイソーなどの100円均一店で購入できるのでとてもいい時代になりました。

寿晃整骨院 総院長 木下広志