梅雨となりました。(偏頭痛と緊張性頭痛)

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「梅雨」とは、6月~7月中旬、

中国の長江下流域から朝鮮半島、

日本列島に見られる雨期のことで、

それほど雨足の強くない雨が、

長期にわたって続きます。

 

 

頭痛の鑑別にこのような雨の様子を

判断に使います。

 

 

しとしととした雨が降るように、

強くない痛みが続き、

作業を続けることができるのが

「緊張性頭痛」で、

 

土砂降りの雨のように

ガンガンとした痛みで、

作業も何もできなくて

うずくまるような頭痛が

「偏頭痛」の症状であることが

多いです。

 

 

 

この2つの頭痛は、慢性頭痛であって、

くも膜下血腫などの急性頭痛など、

様々な原因が頭痛にはあるので

決めつけずに慎重に客観的に

判断する事が必要です。

 

 

 

「緊張性頭痛」の原因は、

僧帽筋や板状筋の過緊張が

大・小後頭神経を締め付けて

神経痛が起こる事にあるので、

鍼灸治療やストレッチ、

マッサージ、入浴などに

よって楽になります。

 

お医者さんが処方してくださる

アセトアミノフェン(カロナール)や

とNSAIDs(ロキソニンやボルタレン)

などの薬は良く効きますので

お医者さんに相談してみてください。

 

 

これは筋肉の緊張が取れれば

楽になるタイプの頭痛なので

鍼灸治療やマッサージ、

ストレッチも効果があります。

 

 

「偏頭痛」は目の奥にある

三叉神経の近くを通る血管が

三叉神経を刺激したり、

脳硬膜の侵害受容器への

刺激が原因とされていて、

マッサージや入浴は

血行をよくするので施術すると

逆に痛みが悪化するので

注意が必要です。

 

 

そして重要なのが、

偏頭痛のきっかけ

トリガーと呼ばれる刺激です。

 

 

食品因子として、

ポリフェノール(赤ワインやチョコレートに含有)、

アルコール、乳製品(チーズ)、柑橘類、揚げ物。
生活因子として、

ストレスや精神的緊張、空腹、

睡眠不足、睡眠過剰などがあります。
環境因子として、

太陽の反射を車の窓ガラスから

うけるまぶしい光のような光刺激、

光の点滅そして天候の変化などが

知られています。

 

 

 

偏頭痛が低気圧や湿度の変化

により誘発されることは

経験的にいわれますが、

まだ、その機序は明らかに

されていません。

 

 

 

偏頭痛には、トリプタンといわれる

特効薬がありますので、

基本的には神経内科で

相談されることをお勧めします。

 

 

 

当院では、下半身の冷えが

影響していると考えています。

下半身を中心に施術して、

偏頭痛の原因となる頭部の血流を

下半身に誘導するようにしています。

 

 

この時期から薄着なのに

冷房がかかっていて、

下半身の冷えがある方が

多いので注意が必要です。

 

 

 

中国では「梅雨(メイユー)」、

韓国では「長霖(チャンマ)」と呼び、

「梅雨」は、東アジア特有の雨期です。

 

 

 

「梅」も東アジアにしか

生息しない植物だそうです。

梅雨の語源は、中国にあって

黴(かび)の生えやすい時期の

雨のことを指し、

 

 

それが日本に入ってきて、

ぽたぽた落ちる様を露に見立てて、

読み方は「つゆ」にしたという説が

語源由来辞典というHPに載っていました。

 

 

 

ちょっとうっとうしい季節ですが、

体調に気をつけて、暑さへの準備をしておきましょう。